日立市 国指定天然記念物イブキ樹叢
2016-09-25 日立市 国指定天然記念物イブキ樹叢 1時間 晴れ
よく晴れた日曜日、日立市にある国指定天然記念物、イブキ樹叢を見に行きました。うさぎさんと二人で。
今は護岸工事中で、立ち入り禁止のテープがありましたけれど、今日は日曜日、誰もいないので、砂浜を歩いて樹叢の周りを一回り。
国指定天然記念物 いぶき山イブキ樹叢(大正11(1922)10月12日指定)
イブキ(学名:Iuniperus chinensis)はヒノキ科ビャクシン属の常緑高木で、海岸の乾燥した陽光の強くあたる砂質土壌を好み、大きなものでは高さ25m、胸高直径2mに達します。
伊吹山は標高16.24m前後の左岸で構成された孤立峰で、明治30年ごろまでは鬱蒼としたイブキ林であったようです。江戸時代に書かれた「常陸帯」という道中記では、イブキの姿が竜やトラのようだ、と紹介しています。国の指定は、イブキの自然分布北限に近いこの地に、まとまった本数の樹叢があることから、これを保存するためでした。その後は伐採や盗伐などで本数が減少し、近年では推定樹齢400年のイブキが山の南側に3本、北側に5本あるだけとなりイブキ以外の樹木が繁茂し、イブキの樹勢も衰えが見られるようになりました。
このため平成13年度に国・県から補助を受けて、樹勢回復事業を実施し、材木育種センターから提供された後継樹の捕植などを行い、いぶき山イブキ樹叢の保全を図っています。日立市教育委員会
よく晴れた日曜日、日立市にある国指定天然記念物、イブキ樹叢を見に行きました。うさぎさんと二人で。
今は護岸工事中で、立ち入り禁止のテープがありましたけれど、今日は日曜日、誰もいないので、砂浜を歩いて樹叢の周りを一回り。
国指定天然記念物 いぶき山イブキ樹叢(大正11(1922)10月12日指定)
イブキ(学名:Iuniperus chinensis)はヒノキ科ビャクシン属の常緑高木で、海岸の乾燥した陽光の強くあたる砂質土壌を好み、大きなものでは高さ25m、胸高直径2mに達します。
伊吹山は標高16.24m前後の左岸で構成された孤立峰で、明治30年ごろまでは鬱蒼としたイブキ林であったようです。江戸時代に書かれた「常陸帯」という道中記では、イブキの姿が竜やトラのようだ、と紹介しています。国の指定は、イブキの自然分布北限に近いこの地に、まとまった本数の樹叢があることから、これを保存するためでした。その後は伐採や盗伐などで本数が減少し、近年では推定樹齢400年のイブキが山の南側に3本、北側に5本あるだけとなりイブキ以外の樹木が繁茂し、イブキの樹勢も衰えが見られるようになりました。
このため平成13年度に国・県から補助を受けて、樹勢回復事業を実施し、材木育種センターから提供された後継樹の捕植などを行い、いぶき山イブキ樹叢の保全を図っています。日立市教育委員会
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